【必読】内臓脂肪と皮下脂肪の違い

 

肥満やメタボリックシンドロームは脂肪に関係していることは周知の事実です。
肥満解消そしてメタボ脱出のために、体重を落とすあるいは脂肪を減らす、
その第一の目的は、綺麗にスマートになりたいという願望になりますが、
それだけではなく脂肪を減らした結果得られる、健康な身体をとりもどすことが大切なのです。

 

脂肪といっても身体につく脂肪には2種類ありますので、
その違いを理解し、自分の脂肪はどちらに該当するのか、ここで考えてみましょう。

 

内臓脂肪

まず内臓脂肪は、内臓の周辺の腸間膜に蓄積し、エネルギーの一時的な貯蔵の役割をもっています。
男性の肥満で多いのが内臓脂肪です。
内臓に対する外部からの衝撃を和らげるクッションのような役割もしています。

 

皮下脂肪

つぎに皮下脂肪は、二の腕、尻、太もも、腰まわりなどの皮膚の下に蓄積され、
エネルギーを長期的に備蓄し、そしてそれをゆっくりと放出します。
女性の肥満で多いのがこちらの皮下脂肪です。
皮下脂肪は体温を下げない役割もありますし、内臓脂肪同様に
外部からの衝撃をやわらげるクッションのような役割もしています。

 

共通点

このように、内臓脂肪と皮下脂肪に共通している点は、
どちらの脂肪もエネルギーを体内に蓄えてくれているという点です。

 

異なる点

一方、違いは、脂肪の蓄え方です。

  • 内臓脂肪は一時的な貯蔵なので、すぐに燃焼させることが可能です。
  • 皮下脂肪は長期的な備蓄をするため、すぐに燃焼させることができません。

この脂肪の蓄え方の違いが、脂肪を燃焼させるスピードに関係してきますので、
内臓脂肪は落としやすい脂肪であるといわれているのです。

 

 

実際の内臓脂肪と皮下脂肪のCT画像を比較すると、その違いが明らかになります。
内臓脂肪がついている場合、たとえ皮下脂肪型肥満の方とウェストサイズが同じでも、
内臓脂肪面積がときに3倍以上になっていることもあるのです。

 

つまり、内臓脂肪と皮下脂肪の違いを見た目で見分けることはできないのです。
外見は同じような肥満に見えても、異なる脂肪のつき方をしています。

 

心臓病や脳卒中を引き起こす原因は、動脈硬化です。
動脈硬化では血中の悪玉コレステロール値が高い状態になっていますが、この動脈硬化は生活習慣病に起因しています。
生活習慣病とは高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満やメタボが代表です。
つまり、生活スタイルが原因の生活習慣病は、動脈硬化、あるは心臓病や脳卒中まで引き起こす引き金になっています。

 

内臓脂肪は、血中血糖濃度を高め、インスリンの働きを弱め、血圧を上昇させる物質を分泌します。
したがって、生活習慣病そのものです。

 

痩せるだけが目的ではなく、こういった深刻な疾患にならないためにも、
肥満やメタボを解消しなければなりません。

 

そのためにも、内臓脂肪と皮下脂肪の違いを把握した上で、
ダイエットに取り組まなければなりません。

 

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